AndroidアプリでHello World(Cordova編)
クロスプラットフォーム(モバイル)開発でもっとも使われているのが、PhoneGap/Apache Cordovaというツールだそうで*1、今回はそのCordovaを試してみる。
仕組みとしては、ネイティブアプリのWebView内でHTML5アプリを動かすハイブリッドアプリとなっているとのこと。
このCordovaのメリットとしては、比較的簡単にAndroidやiOS、などマルチデバイス対応のアプリが作れてしまうこと。デメリットとしては、やはりパフォーマンスが良くなくデバイス性能を活かしたアプリ開発も難しいということ。
ということを念頭に置きながら、では早速。
今回のソースはこちらから
https://github.com/FlyingHighAgain/HelloWorld-Cordova-Android
Cordovaのインストール
Cordovaのインストールについては前回記事
npm(node.js) のインストール - 一から開発技術を鍛え直すブログ
を参照のこと。
Hello Worldプロジェクトの作成
コマンドラインより下記のように入力しプロジェクトを作成。
>cordova create hello com.example.hello HelloWorld
helloフォルダが作成される。
中身はこんな感じ
\hello │ config.xml │ ├─hooks │ README.md │ ├─merges ├─platforms ├─plugins └─www │ index.html │ ├─css │ index.css │ ├─img │ logo.png │ └─js index.js
画面となるwww\index.htmlをブラウザで開いてみるとこんな感じ
ターゲットプラットフォームとしてAndroidを追加する。
>cd hello >cordova platform add android
Android SDKやAntのPATH設定、Android SDKのバージョンが古いなどエラーで怒られながらも成功すると次のようになる。
index.htmlを編集し"Apache Cordova"を"Hello World"へ変更してビルド。
>cordova build
実機で動作確認するにはつぎのようにする。
>cordova run android
スクリーンショットがこちら。
今回はここまで。
*1:Pros and Cons of the Top 5 Cross-Platform Tools | Developer Economics http://www.developereconomics.com/pros-cons-top-5-cross-platform-tools/