AndroidアプリでHello World(Unity編)
クロスプラットフォーム開発でゲームを作る場合、Unityとかいう凄いツールがあるらしい。
デモ動画を見てもとても自分にはできね~と尻込みするレベルなのだが、せっかくフリーで使うことができるし、ほんの触りだけでもチャレンジしてみる。
今回のソースはこちら
https://github.com/FlyingHighAgain/HelloWorld-Unity-Android
Unityのインストール
このあたりからダウンロードする。
http://japan.unity3d.com/unity/download/
インストールして起動するとアクティベーションの画面が表示される。
ここでは真ん中の「Activate the free version of Unity」にチェックを付ける。
Unity用のアカウント作成
あといくつかアンケートに答える。
登録したメールに確認メールが届くのでリンクをクリックすれば登録完了。
Hello Worldプロジェクトの作成
Unityを起動するとプロジェクトを開くか新規作成するか訊かれるので[Create New Project]タブのほうで適当にプロジェクトロケーションを指定。
その下のインポートするパッケージは今回はチェックなし。
3Dにするか2Dにするかは、せっかくなので3Dを選択。
[Create]ボタンを押すとプロジェクトが作成される。
全く使い方なんてわからないながら、適当にメニューの[GameObject]-[Create Other]-[3D Text]を選択。文字は最初から"Hello World"となっているのでそのままで。
Main Cameraを選択するとカメラビューが表示されるのでそれを見ながら、テキスト位置やカメラアングルを少し調整。
保存する。ファイル名はここでは「hello.unity」とする。
メニューの[File]-[Build Settings...]を選択。
[Add Current]ボタンを押し、先ほど作成したhello.unityを追加する。
またPlatformでは「Android」を選択し[Switch Platform]ボタンを押しAndroidに切り替え。
また[Player Settings...]ボタンを押すと、メイン画面のInspectorウィンドウに[Player Settings]というのが表示されるので、[Build Identifier]というところだけは適当なパッケージ名へ変更しておく。
Unityアプリのビルドと実行
さきほどの[Build Setting]画面の[Build]ボタンを押してビルドしてみる。
途中、Android SDKのパスを求められた場合は、そこでSDKをインストールしたパスを指定るす。
と、ここで下記のビルドエラーが発生。
Error building Player: Win32Exception: ApplicationName='C:/android-sdks\tools\zipalign.exe', CommandLine='4 "C:\HelloUnity\Temp/StagingArea/Package_unaligned.apk" "C:\HelloUnity\Temp/StagingArea/Package.apk"', CurrentDirectory='Temp/StagingArea'
zipalign.exeというコマンドが実行に失敗しているらしい。
調べてみるとそもそもメッセージの場所のtoolsフォルダ内にzipalign.exeという実行ファイルがない。
どこにあるのだ?と調べてみるとSDKフォルダのbuild-tools\19.1.0にあった。
ほかに良い方法がありそうだが、ここは迷わずにtoolsフォルダへコピーしてやった。
再度buildをしてみると、無事[Done]と表示され、apkファイルが作成された。
次はいよいよ実行してみる。
実機(Nexus7)をUSBで繋ぎ、先ほどの[Build Setting]画面の[Build And Run]ボタンのほうをクリック。
パッケージの転送・動作は無事成功。
なんとも味気ない画面ではあるが、スクリーンショットはこんな感じ。
今回はここまで。