AndroidアプリでHello World(Unity編)

クロスプラットフォーム開発でゲームを作る場合、Unityとかいう凄いツールがあるらしい。
デモ動画を見てもとても自分にはできね~と尻込みするレベルなのだが、せっかくフリーで使うことができるし、ほんの触りだけでもチャレンジしてみる。

今回のソースはこちら
https://github.com/FlyingHighAgain/HelloWorld-Unity-Android

Unityのインストール

このあたりからダウンロードする。
http://japan.unity3d.com/unity/download/

f:id:FlyingHighAgain:20140629120638p:plain

インストールして起動するとアクティベーションの画面が表示される。
ここでは真ん中の「Activate the free version of Unity」にチェックを付ける。

f:id:FlyingHighAgain:20140629120815p:plain

Unity用のアカウント作成

f:id:FlyingHighAgain:20140629121324p:plain

あといくつかアンケートに答える。

登録したメールに確認メールが届くのでリンクをクリックすれば登録完了。

f:id:FlyingHighAgain:20140629120838p:plain

Hello Worldプロジェクトの作成

Unityを起動するとプロジェクトを開くか新規作成するか訊かれるので[Create New Project]タブのほうで適当にプロジェクトロケーションを指定。
その下のインポートするパッケージは今回はチェックなし。
3Dにするか2Dにするかは、せっかくなので3Dを選択。
[Create]ボタンを押すとプロジェクトが作成される。

f:id:FlyingHighAgain:20140629121938p:plain

全く使い方なんてわからないながら、適当にメニューの[GameObject]-[Create Other]-[3D Text]を選択。文字は最初から"Hello World"となっているのでそのままで。
Main Cameraを選択するとカメラビューが表示されるのでそれを見ながら、テキスト位置やカメラアングルを少し調整。
保存する。ファイル名はここでは「hello.unity」とする。

f:id:FlyingHighAgain:20140629123246p:plain

メニューの[File]-[Build Settings...]を選択。

[Add Current]ボタンを押し、先ほど作成したhello.unityを追加する。
またPlatformでは「Android」を選択し[Switch Platform]ボタンを押しAndroidに切り替え。

f:id:FlyingHighAgain:20140629124737p:plain

また[Player Settings...]ボタンを押すと、メイン画面のInspectorウィンドウに[Player Settings]というのが表示されるので、[Build Identifier]というところだけは適当なパッケージ名へ変更しておく。

f:id:FlyingHighAgain:20140629124824p:plain

Unityアプリのビルドと実行

さきほどの[Build Setting]画面の[Build]ボタンを押してビルドしてみる。
途中、Android SDKのパスを求められた場合は、そこでSDKをインストールしたパスを指定るす。

と、ここで下記のビルドエラーが発生。

Error building Player: Win32Exception: ApplicationName='C:/android-sdks\tools\zipalign.exe', CommandLine='4 "C:\HelloUnity\Temp/StagingArea/Package_unaligned.apk" "C:\HelloUnity\Temp/StagingArea/Package.apk"', CurrentDirectory='Temp/StagingArea'

zipalign.exeというコマンドが実行に失敗しているらしい。
調べてみるとそもそもメッセージの場所のtoolsフォルダ内にzipalign.exeという実行ファイルがない。
どこにあるのだ?と調べてみるとSDKフォルダのbuild-tools\19.1.0にあった。
ほかに良い方法がありそうだが、ここは迷わずにtoolsフォルダへコピーしてやった。

再度buildをしてみると、無事[Done]と表示され、apkファイルが作成された。

次はいよいよ実行してみる。
実機(Nexus7)をUSBで繋ぎ、先ほどの[Build Setting]画面の[Build And Run]ボタンのほうをクリック。
パッケージの転送・動作は無事成功。

なんとも味気ない画面ではあるが、スクリーンショットはこんな感じ。

f:id:FlyingHighAgain:20140629131641p:plain

今回はここまで。